明けの明星を右手に歩み続ける。
そこは夢にまで見た白銀の地・・・
吐く息は白く またキミを渇望する。
「白・・・」食べることも 寝ることも忘れて 何十時間も歩いている。
あと少し あと少し
そう思うほど焦燥は加速し 留まることが出来なかった。
酸欠のように 息が切れた。
思考が固定する。
ただ、キミだけに。。。
ピンッ手に握り締めていた赤い糸が 急に張り詰めた。
この先にキミが居る!!歓喜と狂喜が入り乱れ
一瞬 時が止まった・・・
真っ赤に熟れた太陽の光の中に
・・・キミは居た。
かつてとなんら変わらぬキミがそこに居た・・・
「大きくなったね。黒ちゃん」キミの声を聴くだけで、なんでこんなにも涙があふれるのだろう・・・
キミを求めて最北の地まで来た。
寝食を忘れるほどの渇望がようやく実る時が来た・・・PR