「じゃぁ、俺も白について行く」もう、置いてかないでくれ…
キミが居ないだけで 気が狂いそうだ…
「黒まで来ちゃったら、社は誰が守るのよ!」「社には、みおんさんが居てくれてる」「そんな…みおんさん1人じゃ 祈祷もできないじゃないの!
黒には当主としての自覚はないの!?」キミの一番はなんですか?
「白が居ないなら、当主になんてならなかったよ。
白が居ないから、社に居られないんだよ…
あんな息苦しい場所に居られるかよ!」三尾神社の境内の空気は嫌になるほど澄んでいて 冷たく 落ち着かない。
それは まるで牢獄のよう…
「ねぇ、わかって…
私だって黒と居たいのよ。
だからこそこうやって咎を絶ち切る術を探してるの」三尾家は継承者となる子を1人しか儲けてはならない。
それが今まで破られたことのない決まりであった。
「だから、咎など存在しないって言ってるだろ!
俺たちは兄弟なんかじゃない!赤の他人なんだよ!!」キミには咎などありはしない。
咎…
それは己自身の存在そのものなのだら…
咎とは己自身のこと。存在そのもの。
キミの側に居ること。キミの側から離れられないこと。PR