咎・・・
なぜキミと居ることが咎なのか。
切望したこの想いは キミにとって咎としてしか映らないのか・・・
「白には 俺は必要ない?」「え・・・」「俺は白と居られれば なにもいらないのに・・・」赤い糸が 真紅に染まる。
「く・・・ろ・・・。 ち・・・違う! そうじゃないっ!」「じゃぁ、一緒に居てくれる?」見開かれたキミの瞳に映る 己の笑顔。
そうだよ。
キミを手に入れたら 後はどうでもいいじゃないか。
ドンッいきなり突き飛ばされ バランスを崩して尻餅をついた。
驚いてキミを見上げると 睨み付ける瞳とかちあった。
なぜそんな辛そうな顔をするのだろう・・・
「いい加減にしないと怒るわよ!
一緒にどころか、同化さえしかねないわ!」「白と一緒に居られるならそれでもいいのに・・・」「一緒にって・・・ もし同化したら黒も私も居なくなっちゃうのよ!!?」ククク・・・
「な・・・なに?」「ねぇ。白はどうして同化すると思うの?」「だ・・・だって。掟で継承者が二人存在しちゃいけないって・・・
掟に違う私たちは 咎を受けるわ」そう・・・だけど 真実はそこにない。
「継承者は白だよ」「・・・え? なに言ってるのよ? 黒が継承したじゃないの・・・」「うん。だってそうしないと白と一緒に居られないからね・・・」キミと居るために キミを振り向かせるために キミの全てを奪わなければ・・・
咎・・・ それは俺が仕掛けた甘美な罠。PR