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ただ純粋に前を見ていて・・・

思いつくまま ただひたすら 虚構を綴っていきます・・・・・・・・・・・・
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「何で・・・」


なにがなんだか分からなかった。

ガクガクと震える身体を隠すように、キミの肩を強く揺さぶった。


「何でなんだよ!!」


すでに涙に濡れた声は、囁きに近く キミにしか届かないだろう・・・


「黒・・・」


あやすキミの手に憤りを感じた・・・


「どうしても行くなら 俺を斬り捨てていけばいい」


「なに言って・・・」


「ここで斬り捨てられるより 中途半端な優しさの方が残酷だって なんで気づかないんだよ!!」


どうせ置き去りにされるなら、言いたいだけ言ってやる!

キミが居なくなったら、言いたくても言えなくなるんだから・・・


「いまさら 俺一人で生きて行けって言うのかよ!

 散々 幸せな夢見せといて ヤバくなったら逃げるのかよ!!」



自分で言いながら 気づいてる。

これが真じゃないということに・・・

そして 逃げているのは自分だと言うことも・・・

なによりも いつも身を挺して守ってくれたキミが

先に弱音を吐いたことなどタダの一度も無かったのだから・・・


「黒・・・く・・・ろ・・・ うぅぅ・・・」


残酷なのは 自分。

逃げたのも 自分。

キミを責める資格など微塵も無いのに。

キミの涙が 愚かな己を責める。


「し・・・ろ・・・・・・。俺 どうしたらいいんだ?

どうして側に居てくれないんだ?

どうして置いて行くんだ?

どうして・・・」



いつまでもキミに頼り切りな自分が・・・嫌で嫌でたまらない。

どうして・・・

どうして・・・

キミを泣かせることしかできないんだろう。。。



キミを責めることしかできない愚かな自分が大嫌いでたまらない。
どうして、キミの涙を止めてやることができないんだろう・・・
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虚構短文詩「キミの涙」

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