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ただ純粋に前を見ていて・・・

思いつくまま ただひたすら 虚構を綴っていきます・・・・・・・・・・・・
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桜 サクラ さくら …

一面に真っ白な花の絨毯が敷かれ、

まるで白銀の世界に居るような錯覚に陥る。

そう…

擬似なるものでも、キミを思い出せればそれでいい。

キミもこの似て非なるものを愛でただろうか。



真っ白なサクラの花の絨毯は、白銀の雪を思い出させる。
偽物でもなんでも、
キミとの想い出に浸れるなら何だって構いやしない・・・
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一面の白銀が、新緑へと様変わり

生命の息吹が吹き荒ぶ。

ただ、それは今 必要なものではないけれど

流れあれば 欲するものもおのずと出会うもの。

その希望を胸に 次の白銀を待つ。



冬が過ぎて春が来て…



また冬が来る。

キミと出会った季節が移ろい、

またその季節が廻るのを待つ。

ただひたすらキミを想い、枯れたはずの雫を零す。

やがて春風が吹き、涙は乾く。

色とりどりの花が咲き乱れ、鉛色の心は雑多な色に飲み込まれた。

キミは今、どんな色を見ていますか?



キミと出会った季節は過ぎ、春が来た。
沈んだ心は、色とりどりの花に埋め尽くされる。
叶うなら キミが見た色をいつも見ていたい…

あの頃は夢物語のように甘美で

その蜜は未だ忘れられない。

もう一度、その夢に浸れるならば…

この身に鋭利な刃を突き立てることも厭わない。

今一度、この手にキミを…



あの頃に帰りたい。あの頃を取り戻したい。何を引き換えにしても…

薄紅色の花が舞う頃、その名も無き木の下で君に出会った。

その日は冬には珍しく陽気が満ちていて、

優しい木漏れ日がキミの上に影を落としていた。

風に揺れる漆黒の髪。

対極の陶器の様な肌。

キミが纏う真っ赤なマフラーが忘れ難い出会いの色となった。



キミと出会ったのは、冬も終わりに差し掛かった頃だった。
真っ赤なマフラーをしたキミに、強烈な記憶を植えつけられた。

虚構短文詩「キミの涙」

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